スキーの楽しさ伝え30年 花巻、親子で親しむ東和ジュニア

東和スキージュニアの子どもたち。競技の楽しさを伝え、結成30年を迎えた(東和スキージュニア提供)

 岩手県花巻市の東和スキージュニア(小田島満代表指導者)は結成30年を迎え、メンバーが思いを新たにしている。スポーツ少年団として1993年に結成。親子が競技に親しむ環境を整え、楽しさを伝えてきた。交流の場でもあり、さらなる活動充実を目指す。

 ジュニアは東和小1~6年生31人、東和中1~3年生7人、保護者29人、指導者3人の計70人で構成する。例年1~3月、土日どちらかに同市の鉛温泉スキー場で練習。ツアーとして市外に赴くほか、市民スキー大会にも出場する。

 活動は、小田島代表指導者(65)を含む旧東和町のスキー指導者らが設立した「土沢スキージュニア」として始まった。町内6小学校の統合で東和小が開校したことに伴い、2011年に現名称に改めた。

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