プレミアリーグ第27節が現地時間4日に行われ、アーセナルはシェフィールド・ユナイテッドと対戦し、6－0の大勝を収めた。
直近のリーグ戦で6連勝中と波に乗るアーセナルは、敵地『ブラモール・レーン』にて最下位に沈むシェフィールド・ユナイテッドと対戦した。5分のマルティン・ウーデゴーアの先制点を皮切りにガブリエウ・マルティネッリ、カイ・ハフェルツ、デクラン・ライスがネットを揺らし、前半だけで5点をリードすると、後半にはベン・ホワイトが追加点をマーク。6－0で試合を終え、破竹の7連勝を飾った。
第25節のバーンリー戦（5－0）、第24節のウェストハム戦（6－0）に続き、敵地で圧巻のゴールショーを披露したアーセナル。データサイト『Opta』によると、イングランドのトップリーグにおいてアウェイゲームで3試合連続5ゴール以上を奪ったのは、1961年のバーンリーに次いで今回のアーセナルが史上2チーム目とのこと。また、5点差以上をつけてのアウェイゲーム3連勝は、イングランド史上初の快挙だという。
プレミアリーグの直近7試合で合計「31」ゴールを奪い、同じ期間で喫した失点は僅かに「2」。好調ぶりを見せつける形での快勝劇に、チームを率いるミケル・アルテタ監督も「素晴らしい夜だった。試合への入り方が明らかに違いを生んだと思う。我々は非常にアグレッシブかつポジティブで、とりわけファイナルサードで優位に立った。本当のクオリティを見せつけたし、リズムとハングリーさを維持していた。私はチームのそういったところが大好きだよ」と満足感を示した。
アーセナルは現時点で勝ち点「61」の3位につけ、「2」ポイント差の首位リヴァプール、「1」ポイント差の2位マンチェスター・シティと共に三つ巴のタイトルレースを展開している。アルテタ監督はリーグ最多の得失点差「＋45」を念頭に置きつつ、「もちろん、我々が非常に多くのゴールを決め、失点をしなかったという事実は素晴らしい兆候だが、重要なのは全ての試合に勝利することだ。それこそ上位2クラブがここ6、7年間で成し遂げてきたことだし、我々への課題でもある」と次節以降への意欲を示した。
アーセナルは現地時間9日に行われる次節で、ブレントフォードを本拠地『エミレーツ・スタジアム』に迎える。
