2024年に行きたい海外旅行先、2位は韓国、1位は… 9割が行き先を変えるかもしれない大事な条件とは

ハワイのワイキキビーチ(EarthScape/stock.adobe.com)

コロナ禍が一区切りしたことから、海外旅行を検討する人が増えていますが、昨今、健康被害が懸念されている「トコジラミ」は旅行先を選ぶ際に影響を及ぼしているのでしょうか。甲南防疫株式会社(兵庫県西宮市)が実施した「2024年度人気の海外旅行先ランキング」に関する調査によると、2024年に行きたいと思う海外旅行先については、「ハワイ」が1位となりました。その一方で、9割超の人が「感染症や害虫問題が原因で、海外旅行先を断念あるいは変更する可能性がある」と回答したそうです。

調査は、全国の社会人1017人を対象として、2024年1月にインターネットで実施されました。

2024年、行きたい海外旅行先ランキング!気になる選定基準は?(提供画像)

調査の結果、「2024年に行きたいと思う海外旅行先(複数回答)」は、「ハワイ」(44.3%)が最も多く、次いで「韓国」(35.7%)、「台湾」(35.5%)が続きました。

また、「海外旅行先を決める際の選定基準」複数回答で教えてもらったところ、「治安の良さ」(49.4%)、「観光地(有名観光地など)」(44.8%)、「交通費」(34.1%)といった回答が上位に挙げられました。

海外旅行先を選ぶ際に、現地での感染症や害虫問題を気にする人は約9割(提供画像)

次に、「海外旅行先を選ぶ際、感染症や害虫問題に関してどのくらい気になりますか」と聞いたところ、全体の87.9%が「気になる」(非常に気になる44.4%、やや気になる43.5%)と回答しました。

そこで、「感染症や害虫問題が原因で、海外旅行先を断念あるいは変更する可能性」について聞いたところ、92.8%の人が「あると思う」(とてもあると思う45.6%、ややあると思う47.2%)と回答し、感染症や害虫問題がある国には行きたくないと感じていることが示唆されました。

約7割が今話題の“トコジラミ”に恐怖を感じている(提供画像)

また、全体の68.1%が「トコジラミに恐怖を感じる」(非常に感じている29.7%、やや感じている38.4%)と回答しており、具体的に恐怖を感じる点として、「強烈な痒みや痛みによるストレス」(65.5%)、「繁殖力が高い」(57.1%)、「駆除が非常に難しい」(54.0%)といった意見が上位に挙げられたそうです。

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