逆転でのCL8強進出なるか…久保建英、PSGとの再戦へ意気込み「不可能はない」

レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英が、逆転でのチャンピオンズリーグ(CL)ベスト8進出に向けた意気込みを示した。4日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。

10シーズンぶりのCL参戦となった今大会は、インテル、ベンフィカ、ザルツブルクと同居したグループDを3勝3分無敗の成績で首位通過したレアル・ソシエダ。ラウンド16はパリ・サンジェルマン(PSG)との顔合わせとなり、先月に敵地で行われたファーストレグでは0-2の完封負けを喫した。逆転でのベスト8進出に向けて、現地時間5日には本拠地『レアレ・アレーナ』でのセカンドレグに臨む。

フル出場したファーストレグ後には「1失点目は僕のメンタル的なミス。改善しようと努めていますし、こういう些細なことでも、大きな代償を払うことになると改めて感じています」などと反省の言葉を口にした久保。約3週間ぶりの再戦を前に「実際にプレーするのは僕たちですし、熱意と意欲があれば不可能はありません」とコメントしつつ、次のように意気込みを語った。

「ヨーロッパで最高のチームの1つと渡り合うためには、最高の状態のラ・レアルで臨む必要があります。多くの人々が集まることを考えれば、単なる1試合ではありません。ピッチの最後の4分の3でのプレーが鍵になりますし、それが僕たちに欠けている部分だと思います。ファンが信頼してくれる限り、僕たちは戦い続けますし、きっと良い日になるでしょう。今シーズンのヨーロッパでの最後の試合にならないことを願っています」

レアル・ソシエダは直近の公式戦で3連敗を喫するなど、チーム状態は決して上向きではない。そんななかで迎える大一番について久保は「他のチームの選手のことを気にする必要はないと思います。僕たちはホームで勝てない試合も多いので、明日は死に物狂いで戦わなければいけません」と覚悟を口にした。

注目の一戦、レアル・ソシエダvsPSGは日本時間の6日早朝5時にキックオフ予定だ。

【ハイライト動画】レアル・ソシエダvsPSGのファーストレグ

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