2023年12月に関東から倉敷に移住してきて、美観地区の飲食店の多さに驚かされています。
行ってみたいお店はあるものの、観光地ということもあって価格帯がわからず、なかなか足を踏み入れられないでいるお店がいくつもあって迷ってしまう日々。
そんななか、冬の岡山県産食材を使ったランチが食べられるイベント「くらしきランチいただきますスタンプラリー」が開催されているとの情報を見つけたので、参加してきました。
「くらしきランチいただきますスタンプラリー」とは
2024年1月20日（土）から3月17日（日）の2か月間、倉敷観光コンベンションビューローが主催する「くらしきランチいただきますスタンプラリー」が開催されています。
倉敷市内44店舗の飲食店が、岡山県産の食材を使って工夫を凝らしたランチが提供されます。
ランチの価格は1,500円（税抜）、2,000円（税抜）、2,500円（税抜）の3種類に設定されているので、シーンに合わせたお店選びができるところも魅力のひとつです。
参加店舗は、公式サイトまたは以下の画像より確認してください。
参加方法
まずは、応募はがきをゲットします。
私は、倉敷美観地区の倉敷館にあるくらしき観光案内所で受け取りましたが、JR倉敷駅や倉敷市役所など、市内の主要な観光案内所で受け取れます。また、公式サイトからダウンロードも可能です。
前日までに予約が必要なお店もあるので、確認が必要です。
当日は「くらしきランチいただきますスタンプラリー」の対象ランチを味わって、お会計時にスタンプを押してもらいます。
私も3店舗まわってきたので、本記事にて紹介します。
料理旅館鶴形
1店舗目は、料理旅館鶴形（りょうりりょかん つるがた）に行きました。
1744年に建てられたという倉敷で二番目に古い建物である鶴形。普段は、懐石料理がメインのお店のためハードルの高い印象がありました。
しかし、ランチいただきますスタンプラリー期間は、昼和膳「鶴風」が2,000円（税抜）でいただけます。
この日は、京都から遊びに来ていた友人と一緒に訪問。料理の美味しさはもちろんのこと、「懐石料理だけでなく美星産黒毛和牛のしゃぶしゃぶまで食べられて、このお値段はお得すぎる」と、とても喜んでくれました。
また、品数は多いけれどもどれも少しずつ食べられるので、食の細いかたでも十分に食べきれる量だったのもありがたかったです。
和酒楽食せりべ
2店舗目は、倉敷市芸文館の斜め向かい、倉敷美観地区の南側に位置する「和酒楽食せりべ」に行きました。こちらは、日本酒とおばんざいのお店です。
倉敷に移住したら「行きつけの居酒屋さん」をもちたいという憧れがずっとあるのですが、一人でお店を開拓する勇気がなく、行きたいお店リストだけが長くなっていく日々。こちらの和酒楽食せりべも、気になっていた居酒屋さんのひとつ。今回は「ランチいただきますスタンプラリー」というイベントを口実に足を踏み入れてみることにしました。
メニューは、「天ぷら御前」。お皿いっぱいの天ぷらにびっくりしてしまいましたが、どれも中身はふわふわ表面はカリッとしていて美味しい天ぷらでした。
私は全部食べ切れなかったのですが、食べられなかった天ぷらはお持ち帰りできました。
また、マスターも気さくで優しいかたで。「倉敷で誰かの作ったご飯が恋しくなったらいつでも遊びにおいで」と送り出していただいたので、今度は日本酒とおばんざいをいただきに行きたいと思います。
ぺーシェルーナ
3店舗目は、倉敷美観地区の奈良萬の小路にあるイタリアンレストランぺーシェルーナに行きました。
大通りから一歩入ったところにあるので、週末でも静寂な時間が流れています。
こちらでは、岡山産野菜とイタリア産仔牛タンをじっくり煮込んだ「イタリア仔牛タンシチューセット」が2,000円（税抜）でいただけます。
ごろっとしたお野菜はどれも甘く、お肉はタンとは思えないほど柔らかくホロホロとしていてとても美味しかったです。ワインのほかにぶどうジュースもあるので、車で来店しても安心。
量は食の細いかたでも十分に食べきれるものなので、ぺーシェルーナでランチを終えた後に美観地区を散策しながらカフェにも入れそうです。
おわりに
どのお店も「くらしきいただきますスタンプラリー」の台紙を持って入店するだけで「どちらからいらしたんですか？」「ほかにはどんなお店に行かれましたか？」など、お店のかたに話しかけてもらえるきっかけになりました。
参加することで、参加者もこの町の一員になれたようなあたたかい気持ちになれるイベント。
私のスタンプラリーも残り一店舗で達成です。もう一店舗は美観地区以外のエリアにも足を運んでみたいと思いつつ、うんうんと悩みながら本レポートを書きました。
「くらしきランチいただきますスタンプラリー」は、2024年3月17日（日）まで開催中です。スタンプラリー台紙を持って、美味しいお店を開拓してみませんか。
