俳優の菅田将暉が、森永乳業が生産するチルドコーヒー「マウントレーニア」の新TVCM「自分にも愛を。」篇に出演する。また、CMと連動したOOH（屋外広告）が渋谷および名古屋にて、期間限定で掲出される。
1993年誕生の「マウントレーニア」が発売30周年を迎えた昨年、菅田は同じ 1993 年生まれとして CM キャラクターに就任した。3作目となる本TVCMのテーマは「自分にも愛を。」である。友人や親しい人に対してやさしく接するように、自分にもやさしく接して欲しいというマウントレーニアの想いを映像で表現している。忙しさのあまり自分を置き去りにしてしまいがちな日々、友人や親しい人にあたたかい言葉をかけたり、思いやりを持って接したりするのと同じように、自分にも振る舞ってみてはというメッセージを込めて、菅田が 菅田自身に向き合いあたたかく寄り添う映像になっている。広大な草原のおだやかな空の下、友人たちや自分自身を受け入れるように、あたたかい笑顔やハグで接する菅田のやさしさあふれる表情に注目だ。
透き通るような青い空と白い雲。冷たい空気に包まれながらも絶好の天気に恵まれた富士山の麓で新CMの撮影が行われた。撮影現場に到着した菅田は、リハーサルを行っていたエキストラのダンサーたちとにこやかな笑顔であいさつを交わし、テスト映像を確認しながら監督との打ち合わせをした。手が届きそうなほど近い場所に雄大な富士山を見ることができる絶景のロケーションで、「もしも東京の真ん中に山があったら」というユニークなストーリーの前作CMを思い返しながら演技の流れをチェックしていた。「自分にも愛を。」をテーマに自分自身を思いやっている姿を描くため、グラフィック撮影では鏡の中の自分と向き合いながら演技に臨んだ菅田。草原に置かれた巨大な鏡の前に立った菅田は当初、やや照れくさそうな表情を見せたが、鏡の中の自分に語りかけるようなやさしい表情でスムーズに撮影をクリア。続いて行ったCM の撮影で「マウントレーニア」を味わうシーンでは「今朝も普通に買って飲みました（笑）」とリラックスした表情でゴクリ。飲み慣れた“いつもの味”を楽しみながら「景色のいい場所で飲むといいですね」と笑顔を見せた。太陽光の下での撮影は、日が落ちるまでのタイムリミットとの戦いだ。何度も本番にチャレンジすることができないため、菅田と大勢のダンサー、そして撮影クルーがリズムを合わせ綿密なリハーサルを繰り返し行った。菅田をはじめ撮影現場にいる全員で呼吸を合わせ本番がスタート。菅田は“励ます自分”と“励まされる 自分”の二役を短時間で演じる難しい撮影となったが、衣装チェンジと気持ちの切り替えを素早く行い、空が暗くなるタイムリミット寸前で見事にすべての撮影を終えた。
撮影終了後、新TVCM の見どころと撮影を終えた感想を問われた菅田は、「抜けのいい景色で、自然が気持ちいいところで撮影できて楽しかったです。CM（のストーリー）の通り気持ち いい気分というかやさしい気分で…。あと、ダンサーの皆さんがすごく活気があってパワーをもらいました。コンセプトや表現がショートフィルムのようですてきでした」と新CMの魅力を語った。
CM キャラクター就任から約1 年が経った菅田。マウントレーニアにまつわるエピソードを求められ、「日頃から飲んでいて…今朝も普通に買いました（笑）。何か作業するときにすごくいいんですよね。ちょっと 頭を働かせたいとか、何か頑張るときとか。レコーディング中にひと息つくときが、いちばん多いです。CMに出させてもらってから、どんな現場に行っても（マウントレーニアを）買ってきてくださることが増えて（笑）。ボクの知らないフレーバーとか、新しく発売されたものも置いてくださることが多いので、すごく楽しいです！」と笑顔でエピソードを披露した。
マウントレーニアは「飲む人の心の拠り所になりたい」がテーマ。拠り所にしている習慣を聞かれた菅田は「意外と料理とか好きです。仕事で魚をさばく役をやったんですけど、そこからちょっとハマってまして。なんか“いい集中”なんです。キレイにさばけるとおいしいし、可食部も増えるので、拠り所ではあります」と語った。
また、「自分にやさしくしたいときはどんなことをするか」という問いに対し、 「基本的に（自分を）甘やかしているので…（笑）。『もう頑張らなくていいかな』みたいな時間を作るようにしています。頑張るときはちゃんとして、『ダラダラし過ぎと思うけど、もう今日はいいか！』みたいな。“緩急”という意味では、よくします。あとはおいしいものを食べるとか、ご褒美を買うっていう“人並みなやさしさ”ですね」と菅田流の自分の甘やかし方について語った。
他にも、菅田は「バランスをとるために心がけていること」について問われ、「心のバランスとか身体のバランスは自分しかわからないので…『まわりに合わせないこと』も大事ですよね。 本当はちょっと急いだ方がいいんだろうけど、そこについて行きすぎるとバランスがとれなくなるから、迷惑をかけない範囲で『ちょっとゆっくり行っていいですか』と伝えてバランスをとってあげるのは大事です。お芝居は感情表現、肉体表現なので、自分の身体の状態も把握できるんですけど、『これ以上行くとヤバい』とわかるんです。でも『ヤバくなった方がいい』みたいなときもあって、そういうときは逆にバランスをとろうとする方が危なかったりするので、とらないようにするというか…もう、コケる前提で動くこともあります」と話し、俳優として意識している「バランスのとり方」を説明した。
最後に、新CMの視聴者へのメッセージを求められた菅田は、「今回は『自分にも愛を。』というテーマで、人にやさしくするように、そして自分にもやさしくあることを表現した CM になっています。そんな人に寄り添う優しさが、CMを見ていただいた方にも伝わると嬉しいです」と新CMへの期待を語った。
マウントレーニアのテーマである「自分にも愛を。」をイメージし、菅田が自分自身を思いやっているビジュアルを採用したOOH（屋外広告）が渋谷、名古屋で順次、掲出される。 菅田が出演するOOHは新 TVCM「自分にも愛を。」篇と同じく、自分自身への思いやりや自分と向き合う大切さを問いかける内容で、菅田が鏡に映った自分自身にもたれながらやさしい笑顔でリラックスするビジュアルで構成されている。菅田が登場するビジュアルの横には、OOHが掲出された通路を歩く人々の姿を映す鏡も設置されており、鏡に映った自分自身と目が合う演出になっている。思わず足を止め、自分自身へのやさしさを考えるきっかけとなるようなユニークな広告だ。
同OOH は渋谷と名古屋にて3月4日（月）～10 日（日）まで期間限定で掲出される。
