参院政倫審の開催、議決へ 8日にも、自民と立民が合意

国会議事堂

 自民党の石井準一、立憲民主党の斎藤嘉隆両参院国対委員長は5日、国会内で会談し、自民派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けて参院の政治倫理審査会で審査を実施するかどうかを議決する方針で合意した。8日にも議決のための政倫審を開く。

 野党は自民参院議員31人と、在宅起訴され離党した大野泰正参院議員の計32人の審査を政倫審会長に申し立てている。石井氏は記者団に、12日の審査実施が望ましいとの見解を示した。

 自民、立民参院国対委員長会談では、岸田文雄首相が出席する予算委員会集中審議を8日午後に、2024年度予算案に関する公聴会を12日に開催する日程で合意した。

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