縮景園 松のコモ外し

二十四節気の一つ「啓蟄」のきょう、広島市の縮景園では松の木からコモが取り外されました。

広島市中区の縮景園では約360本の松に巻き付けたコモが外されました。冬の間、寒さを避けようとコモの中に入った害虫を駆除する伝統行事で、虫たちの活動が始まるとされる「啓蟄」に合わせて毎年、取り外しています。

縮景園 庭師 高森俊正さん

「毎年の事だが啓蟄の日のコモ外しをしたら、これからどんどん春に近づく感じ」

園内では暖冬の影響で、例年よりも数日早く河津桜が見頃を迎えています。

【2024年3月5日 放送】

© 広島テレビ放送株式会社