実は高いだけ…?シャトレーゼの高級版「YATSUDOKI」を通常商品とガチ比較した結果…→やっぱり違った

YATSUDOKIとシャトレーゼの通常商品をガチ比較!

手頃な価格でさまざまな和洋菓子が揃うことで人気のシャトレーゼ。

そんなシャトレーゼのプレミアムライン「YATSUDOKI」は、やや高級で八ヶ岳産の素材などにこだわったリッチなラインナップですが、見た目はそっくりなものもちらほら。

実は高いだけなのでは…?などと邪推した筆者は、近いタイプの商品を同時に入手し、食べ比べてみることにしました。

比較してみて、正直な感想を詳しくレビューします。

「YATSUDOKI」を食べてみたけど違いがわからなかった…という方や、まだ食べたことがないけど気になっているという方はぜひチェックしてみてくださいね。

YATSUDOKIとシャトレーゼのバウムクーヘンを比較

【YATSUDOKIとシャトレーゼを比較】YATSUDOKI「八ヶ岳白樺シロップ入り高原バウムクーヘン」(左)と、シャトレーゼの「すこやかの樹」

まずは見た目がそっくりなバウムクーヘンから比較してみましょう。オンラインでは小さいサイズのバウムクーヘンにはバラ売りがないため、価格差は不明です。

YATSUDOKI 八ヶ岳白樺シロップ入り高原バウムクーヘン 価格:不明

シャトレーゼ バウムクーヘン すこやかの樹 価格:130円(税込)

材料を比較してみると、大きな違いはYATSUDOKIのバウムクーヘンに白樺樹液が加えられていること。

また、シャトレーゼのバウムクーヘンにはバターのほか植物油脂も使われていますが、YATSUDOKIのバウムクーヘンにはバター以外の油脂は使われていません。

ベーシックなバウムクーヘンとの違い

【YATSUDOKIとシャトレーゼを比較】YATSUDOKIのバウムクーヘン(左)の方が色白でシャトレーゼのバウムクーヘンのほうが黄味が強い

見た目には、シャトレーゼのバウムクーヘンのほうがやや黄味が強く、YATSUDOKIのバウムクーヘンの方が色白です。

大きさは、厚みや年輪の数ともに同じでした。

実際に食べ比べてみると、シャトレーゼのバウムクーヘンのほうがやや卵感を感じる仕上がり。

白樺樹液とバターのおかげか、YATSUDOKIのバウムクーヘンの方がしっとり感と上品な印象がありました。

YATSUDOKIとシャトレーゼのラスク、価格や材料を比較!

【YATSUDOKIとシャトレーゼを比較】YATSUDOKI ラスク 八ヶ岳ミルク(左)とシャトレーゼ 「溶かしバターのリッチシュガーラスク」

ラスクのフレーバーは異なるので単純比較はできませんが、それぞれのシンプルなフレーバーで比べてみましょう。

YATSUDOKI ラスク 八ヶ岳ミルク 7袋入 価格:810円(税込)

シャトレーゼ ティータイムブレッド溶かしバターのリッチシュガーラスク 5袋入 価格:453円(税込)

シャトレーゼの通常商品は1枚あたり90.6円に対し、YATSUDOKIのラスクは1枚あたり115.7円で、価格差は約25円です。

パッケージはYATSUDOKIのほうがパール感があって高級そうです。

使われている材料の違いは、YATSUDOKIのラスクはバターとマーガリンが使われているのに対し、シャトレーゼのラスクはバターのほかショートニングが使われています。

YATSUDOKIのものには還元乳糖や加藤練乳などでミルク感が加えられています。

価格差は約25円!違いは...◯◯!

【YATSUDOKIとシャトレーゼを比較】YATSUDOKIのラスクはやや白く、シャトレーゼのラスクの方がこんがり

こちらのラスクもサイズ感や厚みはほぼ同じです。

見た目はYATSUDOKIのラスクはやや白く、シャトレーゼのラスクの方がこんがりと焼き色がついています。

食べ比べてみると、シャトレーゼのラスクはシンプルな味の一般的なラスクという感じで、YATSUDOKIのラスクはミルキーで濃厚なテイストです。

個人的にはラスクはシャトレーゼの普通のラスクの方が好みでしたが、牛乳大好きな夫はYATSUDOKIの「リッチミルク」派だそう。

YATSUDOKIとシャトレーゼのベイクドチーズタルトを比較

【YATSUDOKIとシャトレーゼを比較】YATSUDOKI 八ヶ岳ベイクドチーズタルト(左)とシャトレーゼ「ベイクドチーズタルト」

次に、今回入手した中で最も価格差が大きいとみられるベイクドチーズタルトを比べてみましょう。1個当たりの価格差は54円です。

YATSUDOKI 八ヶ岳ベイクドチーズタルト 価格:194円(税込)

シャトレーゼ ベイクドチーズタルト 価格:140円(税込)

材料の大きな違いは、YATSUDOKIの「八ヶ岳ベイクドチーズタルト」にプロセスチーズが加えられていること。

また、シャトレーゼの「ベイクドチーズタルト」には植物油脂が加えられています。

価格差54円は大きい!味の違いは…

【YATSUDOKIとシャトレーゼを比較】YATSUDOKIの「八ヶ岳ベイクドチーズタルト」(左)はチーズの濃厚さがあり、シャトレーゼのものはあっさり

こちらも大きさや厚みは変わらず、見た目の違いはYATSUDOKIのチーズタルトの方が焼き色が濃いぐらいです。

しかし、一口食べてみるとその差は歴然。

YATSUDOKIの「八ヶ岳ベイクドチーズタルト」にはチーズの濃厚さや香ばしさ、酸味がまとまって複雑なうまみを醸しだしているのに対し、シャトレーゼのものはあっさり。チーズの風味はあまりなく、軽い口当たりです。

チーズ好きの筆者は迷わずYATSUDOKIを選ぶところですが、チーズがあまり好きではない夫にとってはシャトレーゼのチーズタルトの方がおいしく感じられたそう。

好みに応じて選ぶのが良さそうです。

YATSUDOKIとシャトレーゼのバターどら焼きを比較

【YATSUDOKIとシャトレーゼを比較】YATSUDOKIの「バターどら焼き」(左)とシャトレーゼの「北海道産バターどらやき」

続いて、今回価格が判明している中では最も価格差が小さい、バターどら焼きを比べてみます。価格差はなんと11円だけです。

YATSUDOKI バターどら焼き 価格:162円(税込)

シャトレーゼ 北海道産バターどらやき 価格:151円(税込)

材料にはさほど大きな違いはありませんが、卵、砂糖、小麦粉、バターの表記順が異なります。

シャトレーゼのものは砂糖、卵、バター、小麦粉の順になっているので、甘さやバター感はシャトレーゼのどら焼きの方が強そうです。

YATSUDOKIのバターどら焼きにはさらにクリームが使われています。

11円の違いで何が変わる…?

【YATSUDOKIとシャトレーゼを比較】YATSUDOKIの「バターどら焼き」(左)と、シャトレーゼの「北海道産バターどらやき」

見た目はシャトレーゼのどら焼きはトラ柄のような模様の黄色味が強い生地に、バターの分量も多そうです。

価格差は小さいですが、YATSUDOKIの「バターどら焼き」にはやつどきの焼き印が押されていて、高級感があります。

実際に食べ比べてみると、YATSUDOKIの「バターどら焼き」の方がどら焼きとしての一体感に優れていて、卵感もやや強め。

対してシャトレーゼの「北海道産バターどらやき」は、ホットケーキのような軽めの生地にバター感がしっかりあり、生地から中身に食べ進めていくにつれて味の変化が楽しめます。

例えるなら、YATSUDOKIの「バターどら焼き」は日本茶やコーヒー、紅茶など和洋なんでも合いそうなのに対して、シャトレーゼのものはコーヒー一択かも?というくらいパンチの強さを感じました。

【通販限定】YATSUDOKIおすすめアソートセット(送料込み)4039円(税込)

【YATSUDOKIおすすめアソートセット】今回紹介した4種類の商品のほかに、ラスクの「八ヶ岳アーモンドキャラメル」と「YATSUDOKI 豊酪 八ヶ岳ゴーダチーズ」入り

今回比較したYATSUDOKIの店舗は首都圏を中心とし、一部の地方都市などにも展開されていますが、まだまだ店舗数は多くありません。

かくいう筆者も田舎住まいのため店舗は近くになく、今回は通販で購入しました。

「【通販限定】YATSUDOKIおすすめアソートセット」は、今回紹介した4タイプ5種類の商品のほかに、「YATSUDOKI 豊酪 八ヶ岳ゴーダチーズ」もそれぞれ4つずつ入って4039円(税込)で、送料も含まれています。

気になる方はぜひお取り寄せしてみてくださいね!

今回はYATUDOKIとシャトレーゼの焼き菓子4種類を比較しました。食べる前はあまり変わらないのでは…?などと思っていた筆者ですが、比べてみると全く違うことがわかりました。

おおむね、「やや高いプレミアムラインのYATUDOKIがおいしい」という結論ですが、バウムクーヘンなどは比較しなければ違いは小さい気がしたのと、好みによってはシャトレーゼの通常商品に軍配が上がるものもあったので、好みや場面に応じて使い分けるのが良さそうです。

気になった方は、ぜひ食べ比べてみてくださいね!

(うまいめし/ Nami)

© ぴあ朝日ネクストスコープ株式会社