「雨と休日」が贈る世界各地のギター・ミュージックを集めたコンピ『ギター・テンダネス』が発売

“穏やかな音楽を集める”をコンセプトとした東京のCDショップ「雨と休日」が、昨年3月にリリースされた『ピアノ・テンダネス』の続編として、『ギター・テンダネス』を3月29日(金)にリリースします。

2月28日に15周年を迎えた「雨と休日」が贈る新たなコンピレーションは、『ピアノ・テンダネス』と同様、店主の寺田俊彦が選曲・監修。『ピアノ・テンダネス』は、“思いやり”と“優しさ”をキーワードに、極めて繊細でありながらもポジティヴさを感じさせ、頭の中で風景が見えるようなソロ・ピアノ作品ばかりが集められていましたが、『ギター・テンダネス』も、誰かを想う気持ちが込められた、優しいギター・ミュージック全17曲が並びます。

本作のための録り下ろした、ギタリストの高坂宗輝によるソロ・プロジェクト“Paniyolo”の「Palm - tenderness -」は、長野の歴史ある喫茶店の為に作ったアルバムからの新録ヴァージョン。中村大史の「Wisteria」は、アイリッシュ的な要素を取り入れた彼らしさが感じられる新曲です。そのほか、アルゼンチンのギター奏者、Diego Carrascalをはじめ、クラシックギターを奏でるブラジルのアルトゥール・ネストロフスキやスペインのトティ・ソレール、グラスゴーからはデイヴィッド・スコットによるプロジェクト“EARLY SONGS”、そして3月15日(金)からはCADEJOとして来日も決定している韓国の鬼才ギタリストのTaehun Leeなど、日本のほか南米からスペイン、ギリシャ、スイス、スコットランド、インドネシア、韓国と、世界各地のさまざまなギタリストたちの音楽が集められています。

「可憐な心」「静寂」「細やかな愛情」といった花言葉を持つオルレアの花をイメージしたアートワークは前作に引き続き、写真家・太田昌宏によるもの(見開き紙ジャケットにトレーシングペーパーによる書籍を思わせるカヴァーを巻いた仕様)。マスタリングは日本を代表するアンビエント・アーティストの畠山地平が担当しています。

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