プログレ・ファン垂涎! ルーチョ・バッティスティの6タイトルが紙ジャケットで再発

ソニーミュージックが保有するプログレッシヴ・ロックのカタログを、最新リマスター音源、紙ジャケット&Blu-spec CD2でリリースするファン垂涎のコレクション・シリーズの第5弾として、イタリアが誇るカンタウトーレ(シンガー・ソングライター)、ルーチョ・バッティスティ(Lucio Battisti)の6タイトルが4月24日(水)に再発されます。紙ジャケットはオリジナル伊盤LPを使用し、可能なかぎり再現したもの。日本盤LP帯も復刻再現しています。新規書き下ろしライナーノーツのほか、歌詞と新規対訳を同梱。

ルーチョ・バッティスティは、イタリアの音楽シーンにおけるゴッドファーザー的な存在。彼を取りまくミュージシャンの中からプレミアータ・フォルネリア・マルコーニ(PFM)やフォルムラ・トレ、イル・ヴォーロといったイタリアン・ロックを代表するいくつもバンドが誕生しました。

今回発売されるのは、アルバム・チャート1位を獲得した出世作『エモツォーニ』(1970年)、ヴォーカル曲とインスト曲が交互に収録された、PFM結成のきっかけとなったことでも知られる『8月7日午後』(1971年)、みずから設立したレーベル「ヌメロ・ウーノ」への移籍第1弾で、7週連続1位を獲得した大ヒット曲「三月の庭」などを収録する『人間の夢』(1972年)、作詞家モゴールとの共作が絶頂期を迎え、70年代のイタリア音楽シーンを象徴する一枚とも言われる『自由の歌』(1972年)、4人の固定メンバーでレコーディングに臨み、ロンドンのアビイ・ロード・スタジオでミックスを行なった『我が美わしき天使』(1973年)、過去と未来の分岐点をテーマにしたコンセプト・アルバム『二大世界』(1974年)。

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