ホームで3試合連続大量失点…守備崩壊の最下位シェフィールド・Uに苦言の声「恥ずべきこと」

厳しい時期が続く最下位シェフィールド・ユナイテッド[写真:Getty Images]

アーセナル相手に大敗を喫したシェフィールド・ユナイテッドに対しては、厳しい声が寄せられている。

プレミアリーグで最下位に低迷するシェフィールド・ユナイテッドは、ホームで4日に行われた第27節でアーセナルと対戦。リーグ連敗中のチームはこの日も優勝争い中のアーセナル相手になすすべなく前半だけで5失点を許すと、後半も反撃の糸口すら見つけられず、0-6で敗れた。

これでシェフィールド・ユナイテッドは直近のプレミアリーグ5試合中、ホームゲームの3試合いずれも5失点以上と守備が崩壊中。昨年12月にポール・ヘッキングボトム前監督を解任してクリス・ワイルダー監督を招へいしてからも改善の兆しが見えないが、イギリス『スカイ・スポーツ』で解説者を務めるジェイミー・キャラガー氏はアーセナル戦の戦いについて苦言を呈している。

「(前半だけで5失点は)恥ずべきことだったと思う。前半のみの試合として限るなら、これは私が今まで見た中でもっとも一方的な試合の1つだった」

「彼らはプレミアリーグでつい最近、ブライトン相手に5失点を許していた。今日はホームで2試合連続0-5の敗北を喫した後の試合だったんだ」

「つまり、これは本当に衝撃的な姿だと思う。それ以外言いようがない。先ほども言ったが、こんな姿を私は見たことがないんだ。おそらくこれは、私が今まで見た中で最悪のパフォーマンスの1つだろう」

シェフィールド・ユナイテッドの低調ぶりには、同じく『スカイ・スポーツ』でティエリ・アンリ氏も批判。両チームの現状を考えると、対策が不十分だったと指摘している。

「アーセナルと4バックで戦うという判断は、勇敢過ぎるものだった。彼らとは、5バックで戦う必要があっただろう。アーセナルがあのようなプレーをしている中で、ステップアップできず食らいつくこともできなかった。それでは不十分だ」

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