戸張大輔の名作アルバム『ドラム』がカセットテープでリリース

90年代半ばよりカセット作『ファンタジー』がリリースされて以来、30年近い時を経てもカルト的な支持を集めるアーティスト、戸張大輔の名作アルバム『ドラム』が、アメリカ・シカゴの「EYE VYBE RECORDS」よりカセットテープでリリース、その輸入国内独占流通が日本の「Bumblebee Records」により少量限定で決定しました。あわせて、2022年にカセットでリリースされた1stアルバム『ギター』も追加プレスで再登場。ともに、発売は4月下旬が予定されています。

『ファンタジー』が、EYE(BOREDOMS)によりREMIX誌1995年ベストアルバムに選ばれるなど、一部の評判となり、1999年に既発カセット音源と新録を交えた22曲りの『ギター』でCDデビュー。その一切の形容を拒否したかのドリーミィーな音楽は、口コミのみで広まり、“音に、音楽に選ばれた男”と評され、高い評価を得ました。その間、1994年に来日したキャロライナ・レインボーのメンバーが持ち帰った彼の音源を全世界発売(「夢の涯てまで」2000年)するなど、世界からも注目を浴びました。

『ドラム』は、1stアルバム『ギター』から10年目の2009年に発表された2ndアルバム。通称“クリスマスソング”など名曲多く、さらなる深化を遂げカタルシスへと誘う独自のサウンドを展開。世界的にも評価の高い作品として知られています。

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