急成長の格安店「ロピア」沖縄進出ですから ユニオンがフランチャイズ展開 3月25日国際通りに

ロピアが沖縄初出店する商業施設「カーゴス」=1月、那覇市安里

 全国で急成長しているディスカウント食品スーパー「ロピア」を運営するOICグループ(川崎市、髙木勇輔社長)は5日、沖縄県那覇市の国際通り沿いにある商業施設「カーゴス」内に出店すると発表した。開業は3月25日で、県内進出は初めて。「フレッシュプラザユニオン」の野嵩商会(宜野湾市、仲村明社長)と協業し、ロピア初のフランチャイズ展開とする。低価格と独自の商品が強み。

OICグループは2031年度までにグループ売上2兆円を目標に掲げており、23年2月期の年商は3401億円。

 首都圏を基盤としながら、23年に九州の福岡県や東北の宮城県へ、それぞれエリア初出店するなど急成長している。沖縄は90店舗目。

 「沖縄国際通り店」の総面積は1032平方メートル。販売するのは精肉、青果、鮮魚、総菜、食品の5部門。「モンスターバーガー」や「オリジナルピザ」など、他店舗で人気の総菜も販売する。

 ユニオンは「今あいてます」の24時間営業で知られるが、ロピアの「沖縄国際通り店」は午前10時~午後9時の営業。

 OICグループは「楽しく感動できるお買い物体験を楽しんでほしい」とコメントを出した。野嵩商会は「ロピアのモットー『同じ商品ならより安く、同じ価格ならより良いものを』に共感した。出店を加速していきたい」としている。

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