「韓日の天才は鬱憤を晴らせるか」久保建英vsイ・ガンイン、“三度目の正直”に韓国メディアが期待!「2人が揃う可能性は高い」

現地時間3月5日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の第2戦で、レアル・ソシエダとパリ・サンジェルマンが激突する。トピックの1つとなるのが、日韓の至宝対決だ。

ソシエダには久保建英、パリSGにはイ・ガンインが所属。ともに2001年生まれでスペインの下部組織育ち、173センチで左利きの部分まで重なるうえ、過去にはマジョルカで共闘した間柄だ。

遡ること1か月前、2人はアジアカップでの顔合わせが期待されたが、ニアミスに終わった。また、2月14日に行なわれた第1戦(パリSGが2-0で勝利)もイ・ガンインが欠場し、同じピッチに立つことはなかった。

では、今回は――。注目が集まる大一番を前に、韓国メディア『ISPLUS』は同時出場の可能性を探る記事を掲載。「韓国と日本の天才選手、イ・ガンインとタケフサ・クボはすれ違った鬱憤を晴らせるか」と投げかけている。

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「2人はアジアカップで、それぞれの代表ユニホームを着て対戦できた。当時、韓国と日本は優勝候補の筆頭と目され、決勝での激突に期待が高まっていたのだ。しかし、ともに勝ち上がることはできなかった。アジアカップ後、クボは『パリでガンインと話す』と言ったが、それさえも叶わなかった。2月14日の初戦を前に、イ・ガンインはウイルスに感染してしまった」

同メディアはまた、大手データサイト『Whoscored』の先発予想に触れ、こうも伝えた。

「絶対に勝たなければならないソシエダは、主力のクボを先発で出し、総力戦として臨むだろう。ただ、最近出場時間が減っているイ・ガンインに関しては不透明だ。

ソシエダの予想メンバーにはクボの名前があったが、PSGのリストからはイ・ガンインの名前が漏れていた。もちろん、クボがアジアカップから帰国後、大半でフル出場している事実を考えれば、イ・ガンインが途中出場するだけでも、2人が揃う可能性は高い」

果たして、今度こそ再会となるか。世界最高峰の舞台で繰り広げられる、親友対決に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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