クウェート館、万博デザイン発表 鳥の翼模した開放的な玄関

2025年大阪・関西万博に出展するクウェートのパビリオンのイメージ

 2025年大阪・関西万博に出展する中東クウェートが5日、東京都内でレセプションを開き、パビリオンのデザインを発表した。鳥の翼をモチーフにした正面玄関は、左右の屋根が外側に跳ね上がる開放的な形。担当者は「誰にも開放的なクウェート社会を表し、歓迎の意味も込められている」と話した。

 テーマは「先見の明かり」。パビリオン中央に円形のドームを設け、伝統的なイスラム建築を模した中庭もある。砂漠を舞台に貿易立国となっていった歴史などを展示し、併設のレストランで伝統料理も味わえる。

 今月中に大阪市の会場で地鎮祭を実施予定。「経過は順調で、万博開幕までに間に合う」と自信を見せた。

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