人民大会堂中央ホール北側で4日午後2時ごろ、中国人民政治協商会議第14期全国委員会（全国政協）第2回会議の第1回「委員通路」が実施された。全国政協委員で、中国船舶科学研究センター研究員を務める有人潜水調査船「奮闘者」号チーフデザイナーの葉聡（イエ・ツォン）委員は、中国の有人深海潜水の最新成果を公開した。新華社が伝えた。
「奮闘者」号は4年にわたり230回以上の潜水を行い、うち深度1万メートル以上は25回、32人が1万メートルの海底で作業を行い、1万メートル深海潜水人数の記録を更新し続けた。「蛟竜」号、「深海勇士」号、「奮闘者」号という3隻の潜水船は累計で1100回以上潜水し、過去3年近くの世界の半数以上の有人深海潜水任務を遂行した。
葉氏は「将来に向けて、より多くの海域、その他の深淵、極地エリアの深海に応用を広げ、より大規模な集団ネットワーク構築作業能力を示し、空・宇宙から水面、水中から海底の立体観測、作業、開発の設備体系を構築する」と述べた。（提供/人民網日本語版・編集/YF）
