雪遊びリベンジ!積雪なるか?

散歩は好きではないけれど、雪遊びは大好きな空。先日は雪が解けてしまい、まったく遊べなかったのでこの日はリベンジです。(その際のコラムはこちら「雪遊び大作戦、暖冬に散る…」)

ちらちらと降り始め、空の眼もとには樹枝状雪の結晶が。結晶の形状は水蒸気の量と気温で変化するらしいですよ。これは積雪が期待できるのではないでしょうか…?

「…ん?普段見たことがある景色と全然違うぞ…?」

それもそのはず、雨氷という珍しい現象が起きていたそうです。

「過冷却状態(氷点下になっても凍っていない)の雨が、木や地面などの物体に付着して凍結したもので、珍しい気象現象(ウェザーニューズHPより引用)」だそうで、地元の方々からしてもあまり目にしない光景なんですって。

日が暮れてから撮影したものがこちら。確かに木の枝が透明な氷に覆われています。飴細工のようでとても綺麗です。

翌朝、念願の雪遊び!雪玉をすごい勢いでキャッチして、散々走り回りご満悦(雪がないときも走ってくれていいんだよ…笑)。

「つめたい枝だ~!」

ドッグランに落ちている枝を投げて遊ぶことも多々あるのですが、この日は特別バージョン。雨氷に包まれた枝が落ちていました。

一通り遊んだ後、空はカートに乗って散策。どこもかしこも雨氷でキラキラとした別世界です。風が吹くと枝と氷がこすれているのか「からから~」と心地の良い音が流れます。見ている分にはとても綺麗で素敵なのですが、路面凍結のサインだったり、凍った電線や樹木で被害が出ることもあるんですって。自然にはかなわないなと再認識させられます。

念願の雪遊びに雨氷と、冬を満喫できた旅でした。

(雨氷を見て、母と「うっひょぉ~!」と騒いだのはココだけの話にしておいてください…笑)

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