敬老乗車証の自己負担率引き上げに反対 仙台市の市民団体が署名活動

仙台市が10月から利用者負担割合の引き上げを目指している敬老乗車証について、市民団体が引き上げに反対する署名活動を行いました。

仙台市は、現在10%の自己負担で市バスや地下鉄を利用できる敬老乗車証を70歳以上の希望する市民に交付していますが、財政を圧迫しているとして10月から負担の割合を25%へ引き上げる方針です。

2023年に実施したパブリックコメントでは、容認と反対の意見が拮抗しています。 仙台市の市民団体は、青葉区でチラシを配るなどして市民の声を十分聞いていないと訴え負担割合を引き上げないよう求める署名活動を行いました。

敬老乗車証問題連絡会芳賀芳昭共同代表「(市議会に)提案されている内容は10月から実施という内容なんです。あまりにも拙速すぎると。引き上げ案をそのまま可決しないでほしい」

この市民団体は、2月も2002人分の署名を市に提出していて集めた署名は13日に提出することにしています。

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