松山港で発見された赤ちゃんの遺体について、警察は5日、死因が溺死だったと発表しました。殺人事件として捜査する方針です。
赤ちゃんは去年12月10日、愛媛県松山市大可賀で釣りをしていた男性が発見、搬送先で死亡が確認されました。
性別は女の子で生後1か月以内と見られ、発見当時は裸でへその緒もついていました。
警察では赤ちゃんを司法解剖するなど捜査を進めていましたが、5日、死因が溺死だったと発表しました。
そして、赤ちゃんを海に遺棄した殺人事件と断定、およそ55人態勢で捜査を継続する方針です。
赤ちゃんの発見後、警察は情報提供を呼び掛けているものの、有力なものは寄せられていないということです。