大坂なおみ、2年ぶりのBNPパリバOPの初戦は予選勝者と

大坂なおみ、ツアー初優勝の大会に2年ぶり5度目の出場

3月6日に開幕する女子ツアー「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/WTA1000)は4日、女子シングルス本戦の組み合わせ抽選を実施。大坂なおみ(フリー/世界ランク287位)の1回戦の相手は予選勝者となった。

昨年7月に第1子となる娘を出産した26歳の大坂は、今季開幕戦となった「ブリスベン国際」(オーストラリア・ブリスベン/WTA500)で約1年3ヵ月ぶりにツアー復帰。

その後、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)、「ムバダラ・アブダビ・オープン」(アラブ首長国連邦・アブダビ/WTA500)では初戦敗退だったが、4戦目となった「カタール・トータルエナジー・オープン」(カタール・ドーハ/WTA1000)で8強入り。試合を重ねるごとに調子も上向いてきた。

今大会の初戦では予選勝者と対戦。順当に勝ち上がると、2回戦で第14シードのリュドミラ・サムソノワ(同15位)、3回戦で第24シードのエリーゼ・メルテンス(ベルギー/同28位)、4回戦で第3シードのココ・ガウフ(アメリカ/同3位)と対戦する可能性がある。

復帰5大会目となる今大会は、2年ぶり5度目の出場。2018年大会ではマリア・シャラポワやアグニエシュカ・ラドワンスカ、マリア・サッカリー、カロリーナ・プリシコワ、当時世界1位のシモーナ・ハレプを撃破した大坂は、決勝でダリア・カサトキナを6-3、6-2で破って、ツアー初優勝を果たした思い出の大会となっている。

そのほかの日本勢では日比野菜緒(ブラス/同80位)と本玉真唯(島津製作所/同120位)が予選決勝に進出。日比野がシェイ・スーウェイ(台湾/同694位)、本玉がクレア・リュー(アメリカ/同111位)と本戦入りの切符をかけて現地5日に対戦する。

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