老朽化の診療所が移転新築 地域医療の充実を みやぎ県南中核病院の村田診療所

老朽化が進んでいた、みやぎ県南中核病院の村田診療所が移転した上で新築されました。地域に欠けていた小児科外来も設けられました。

4日に現地で開所式が行われ、地元村田町の大沼克巳町長が小児科外来の開設について「予防接種の面からも医療福祉サービスの充実に欠かせない」と祝辞を述べました。

村田診療所では従来の内科、外科、皮膚科に加えて4月から週に2回、小児科の診療も行われます。

専門外来が村田町、川崎町、蔵王町に無かったことから地域住民の要望を受けて開設されました。

高齢の患者が多いため、新しい建物は高齢者にやさしい設計になっています。玄関先で車を乗り降りできるようにするなど改善したということです。

みやぎ県南中核病院附属村田診療所安西良一所長「安心して継続して来ていただけるような施設として努めていきたい」

患者数は、1年間に約2万人が見込まれています。

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