「本当に強い相手」U-20なでしこに0-10の大敗、ベトナム女子代表の主将が感服! 日本人の池尻監督は「結果がすべてを物語っていると思う」

U-20ベトナム女子代表は現地時間3月4日、ウズベキスタンで開催されているU-20女子アジアカップのグループステージ第1節でU-20日本女子代表と対戦した。

序盤から劣勢を強いられたベトナムは、前半だけで松窪真心にハットトリックを許して、0-3で折り返す。後半に入っても日本の攻撃を抑えられず、立て続けに失点。終わってみれば0-10の完敗となった。

ベトナムメディア『Bong da va Doi song』によると、ベトナムを率いる日本人の井尻明監督は、以下のように試合を振り返っている。

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「試合を評価するには、結果がすべてを物語っていると思います。今大会のベトナムは東南アジアを代表するチームですが、初戦の相手は前回王者の日本でした。ただ、まだ2試合あるのでチーム全員で頑張ります。選手たちを励ましていきたいです」

また、主将のレ・ティ・バオ・トラムは、「全員が全力を尽くしたけれど、大差で負けてしまった。日本は本当に強い相手だった」と感服。「これを乗り越えるためにスタッフと選手で分析する。ただ、当面はしっかり休んで、ポジティブな結果を得るために今後の2試合に準備する必要がある」とした。

大敗スタートとなったベトナムは次戦、7日にU-20北朝鮮女子代表と相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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