トヨタ、プライムアースEVエナジー社を完全子会社化することで、車載用電池の量産体制を強化

トヨタ自動車は、車載用電池の量産体制を強化する目的で、プライムアースEVエナジー株式会社を完全子会社化すること発表した。3月下旬の完全子会社化を予定している。

●まとめ:月刊自家用車編集部

完全子会社化で、より柔軟な量産体制を実現

これまで、トヨタ関連企業の電池量産体制としては、プライムアースEVエナジーと豊田自動織機がハイブリッド車(HEV)用電池を担当、プライムプラネットエナジー&ソリューションズ(出資比率はトヨタが51%、パナソニックHDが49%)が、電気自動車(BEV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)用電池を担当、というように棲み分けされていたが、完全子会社後のプライムアースEVエナジーは、HEV用電池に加えて、BEV用とPHEV用の電池生産も担当。

プライムアースEVエナジーの完全子会社化により、電池量産体制が大きく強化されることで、今後、予想される車載電池の需要の高まりに対して、より柔軟な対応が可能になる格好だ。

プライムアースEVエナジー社 概要

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