子どもたちに盲導犬への理解を深めてもらおうと、日本盲導犬協会は３月５日、盲導犬の仕事などを動画で紹介するウェブサイトを公開しました。
この動画サイトは盲導犬や視覚障害について、子どもたちに興味を持って学んでもらおうと、日本盲導犬協会が開設しました。
動画サイトでは視覚障害者の目の代わりとなって障害物をよけたり段差で止まったりする盲導犬の仕事ぶりが紹介されていて、視覚障害者にとって生活に欠かせない大切なパートナーであることが学べるようになっています。
また、盲導犬ユーザーを取り巻く環境整備として公共施設に加えて民間施設でも盲導犬を受け入れる義務があることなど、盲導犬ユーザーに関する法律も紹介しています。
協会の調査によりますと、２０２２年の１年間に盲導犬を利用する視覚障害者の４５％が飲食店や宿泊施設で受け入れを拒否されていたということです。
協会では教育関係者に対してもこの動画サイトを授業で活用するよう呼びかけています。
