アートをまちに取り入れると何ができる?アートとまちづくりを考える「博多まちづくりミートアップ」開催【福岡市博多区】

さまざまな事業者をゲストに招き、その取組みを通して「これからの博多のまちづくり」を考えるトークイベント「博多まちづくりミートアップ」。博多駅地区を舞台に、住む人・働く人・訪れる人が主役となったまちづくりを進める「博多まちづくり推進協議会」が主催するイベントです。今回は、博多×アートアーバニズムをテーマに、「有楽町アートアーバニズムYAU」に関わる方々をゲストに招いて開催されます。

博多×アートアーバニズムの可能性を考える

2022年4月、福岡市は彩りにあふれたアートのまちを目指し、『Fukuoka Art Next』 を打ち出しました。これをきっかけに、アートを企業活動に取り入れる動きが徐々に始まっているものの、工事現場の仮囲いを活用したアート作品掲出、新築ビル共用部にアート作品設置などの限定的な取り組みに留まり、「アートを企業活動に取り入れる」ことで何ができるのか、どんな効果を期待できるのか等の理解が進んでいないのが現状です。

今回のイベントでは、東京都千代田区有楽町を舞台にアートによる創造的なまちづくりを目指す「有楽町アートアーバニズムYAU」 の取り組みにおいて、アート・アーティストが街や企業にもたらした影響、その可能性や課題などについて、同プロジェクトに深く関わる実践者から話を伺い、博多のまちでの可能性についてともに考えます。

自社の活動にアートを取り入れたいが、何から始めたらよいかわからないという企業の方はもちろん、創作活動を行なっている方やアートに興味がある方にとって、今後の取り組みのヒントが得られるかもしれません!

ゲスト紹介

森 晃子(Akiko Mori)

三菱地所株式会社 エリアマネジメント企画部/NPO法人 大丸有エリアマネジメント協会所属。旅雑誌『NEUTRAL』(現『TRANSIT』) 編集部を経て、美術出版社にて雑誌 『美術手帖』や現代美術関連の書籍・作品集を手がける。 2021年三菱地所入社。「有楽町アートアーバニズムYAU」 をはじめ、大手町・丸の内・有楽町エリアにおけるアート×エリアマネジメントのプロジェクトを担当。

森 純平(Junpei Mori)

建築家。東京藝術大学建築科大学院修了。 2013年千葉県松戸を拠点にアーティスト・イン・レジデンス 「PARADISE AIR」 を設立。主な活動に遠野オフキャンパス「八戸市美術館 (共同設計: 西澤徹夫、浅子佳英)」。 たいけん美じゅつ場 VIVA 基本設計/ディレクター (2019-)、 有楽町アートアーバニズムYAU (2021-) 等。

三野 新(Arata Mino)

写真家 / 舞台作家。福岡県生まれ。 周縁化された場所やものに残る記憶や風景を繋ぎ、それらの中間項を見つけ前景化させることをテーマに研究と実践を行う。 写真・映像を元にフィクションを作り、 メディアを通して領域横断的に活動する。 近年の主な展覧会に 『外が静かになるまで』 (十和田市現代美術館space他)など。

モデレーター:株式会社ダイスプロジェクト 岸本 拓郎

イベント概要

開催日時:3月12日(火)19:00〜20:30

開催場所:The Company キャナルシティ博多前店(福岡市博多区祇園町8-13 第一プリンスビル1F・2F)

定員:30名

参加費:無料

ゲスト:三菱地所株式会社 エリアマネジメント企画部 森 晃子 氏/建築家 森 純平 氏/写真家・舞台作家 三野 新 氏

主催:博多まちづくり推進協議会

詳細・参加申込:https://anaba-na.com/meetup_form_vol30.html

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