死因は凍死だった…長野刑務所で死亡の留置者【長野】 

去年10月長野刑務所で死亡した留置者について、司法解剖の結果死因は低体温症で凍死したとみられることが分かりました。刑務所は当初病死とみられるとしていました。

長野刑務所によりますと、去年10月30日、労役場の単独室に留置されていた60代の男性が意識不明の状態で発見され、搬送先の病院で死亡が確認されました。刑務所は当初abnの取材に対し「留置者は病歴が多く疾患なども多かったので病死とみられる」としていました。しかし、司法解剖の結果死因は低体温症で、凍死したとみられることが捜査関係者への取材で分かりました。長野刑務所では、今回とは別に職員による虐待行為が疑われる事案があり、法務省による調査が進められています。

© 長野朝日放送株式会社