「勇気と決意が必要」敵地で大一番控えるラツィオ指揮官、バイエルン撃破について「不可能なことは何もない」

バイエルン撃破を目指すマウリツィオ・サッリ監督[写真:Getty Images]

ラツィオのマウリツィオ・サッリ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)の大一番に向けて意気込みを述べた。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

日本代表MF鎌田大地の所属するラツィオは、敵地で5日に行われるCLラウンド16・2ndレグでバイエルンと対戦。ホームで行われた1stレグは1-0で勝利しており、引き分け以上でベスト8進出を果たせる状況となっている。

大一番に臨むサッリ監督は試合前日記者会見で、厳しい戦いになるだろうと覚悟。それでも、ベスト8進出の可能性はあることを強調している。

「私に大きな感情はないが、この試合では勇気と決意が必要になる。明日は非常に厳しい試合が待っているだろう。我々はピッチ上で大きな困難に遭遇するとすでに理解している。しかし我々には犠牲の精神があり、フットボールにおいて不可能なことは何もないことが確信と勇気を与えてくれるだろう」

「残念ながら、ベスト8へ行くための簡単な道はない。相手は計り知れないクオリティを持ち、簡単にゴールへの道を見つけてくる。我々は守備の段階から戦う必要があるが、それでも得点を目指す勇気を持たなければならない。100分間近くを閉じ込められて過ごせば、難しくなるからね」

「彼らに大きな変化はないだろうが、誰がフィールドに立っても強く、素晴らしいクオリティを持っている。我々は個人についての心配はしていないが、相手の全体的なクオリティを懸念している」

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