超難関名門大卒俳優 がん闘病中のチャールズ国王のスピーチを代行

マーベルドラマ『ロキ』で人気の俳優トム・ヒドルストンが、がん治療のためイベントを欠席したチャールズ国王の代理を務めた。トムは2月29日、ロンドンで開催された「ザ・プリンス・トラスト・インヴェスト・イン・フューチャー・ガラ・ディナー」に、先月がんを公表し、現在公務を休んでいる国王に代わり出席、国王のスピーチを読み上げた。

トムはイートン校からケンブリッジ大学に進学、卒業後に俳優になったインテリ。スピーチを読み上げている姿を収めた動画が、ザ・プリンス・トラストのインスタグラムに投稿されており、トムはその中で、こう語っていた。「近年、トラストの活動が、イギリスでの使命から近年では23か国の若者の支援まで拡張するなど、より一層強化されてきていることを非常にうれしく思います」「この活動の世界における影響を祝福するという功績は、恵まれない環境にある若い人々が自分たちのポテンシャルをフルに発揮することを助けるために離れた海軍の退職金を使ってこのトラストを始めた1976年には夢にも見ていなかったことだと言わなければなりません」「使命は、今日も同じです。若い人々が安定した持続可能な仕事や事業を手にすることにより、より明るい未来を築くことを可能にする手助けをすることです」

チャールズ国王は、皇太子だった1976年に同団体を設立、以来2400万ポンド(約46億円)以上を集め、恵まれない環境にある若者たちを支援してきた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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