刺し身や天ぷらで食中毒 38人が嘔吐、下痢 小野の飲食店

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 兵庫県加東健康福祉事務所は5日、小野市東本町の飲食店「魚商人うを弘」の弁当などを食べた38人が嘔吐、下痢などを訴え、このうち4人からノロウイルスが検出されたと発表した。同事務所は食中毒と判断し、同店を7日まで3日間の営業停止とした。

 同事務所によると、38人は県内各地に住む26~89歳の男女で、同店が2月29日、3月1日に提供した食事を食べていた。同店は2月29日には弁当として刺し身などを、3月1日には昼食として天ぷら定食などを提供していたという。38人は全員軽症で、快方に向かっているという。

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