柔道のグランドスラム・タシケント大会に出場したパリ五輪代表内定選手が5日、成田空港に帰国し、女子78キロ級で優勝の高山莉加(三井住友海上)は「粘り強く闘うことができた。大事なところでしっかり勝てて本当に良かった」と語った。
29歳の高山は日本勢が苦戦していた階級で強豪を撃破。「ここで負ければ『高山を選んだのが間違いだった』と思われると考え、不安だった。五輪に向けてすごく自信になった」と喜んだ。
女子57キロ級の舟久保遥香(三井住友海上)は決勝で敗戦。トップ層の出場が少なかっただけに「しっかり優勝したかった。反省して次につなげる」と気を引き締めた。