岡山市南区新保の当新田・泉田天満宮で梅が盛りを迎えている、3日は毎春恒例の梅祭りが開かれ、家族連れらが咲き誇る紅白の花々を楽しんだ。
梅を愛した学問の神様・菅原道真を祭る天満宮で、濃いピンクが美しい紅梅やかれんな白梅など多彩な品種の83本が植えられている。地元住民によると、遅咲きの品種も植えられており、3月中旬まで楽しめるという。
快晴の空の下、訪れた人たちは甘い香りの漂う境内を散策したり、スマートフォンで写真を撮ったりしていた。主婦(80)=同市中区=は「寒さに耐えて凜と咲く花々に癒やされました」と話した。
祭りは2006年から毎年開催。会場では昨年6月に取れた梅を使った梅酒や梅漬けを配布した。