公立高校入試 5873人が受験

公立高校入試の1次募集の学力検査と面接が行われ、全日制と定時制あわせて5873人が臨みました。2つの学校で放送機器の操作ミスによって試験時間を数分延長する対応がとられましたが大きなトラブルはなく終了したということです。

公立高校の1次募集の試験は全日制が分校・地域校を含む44校で、定時制は6校で行われました。1次募集は特色選抜と一般選抜があります。秋田工業は5学科のうち4学科で志願倍率が1倍を超え建築は1.37倍と学科別で最も高い志願倍率となりました。 全日制は県全体で募集定員6604人に対し、5651人が受験しました。受験倍率は0.86倍です。定時制は、395人の募集に対し222人が受験し、倍率は0.56倍でした。5日は特色、一般選抜ともに国語・数学・英語・理科・社会の順に5教科の学力検査と面接が行われました。全日制の学校別で実倍率が最も高かったのは秋田中央で1・29倍新屋と秋田商業が1・23倍と続いています。

県教育庁によりますと、県北部の1校の国語の『聞くこと』に関する学力検査と、県南部の1校の英語のリスニングテストで試験官の操作ミスにより数分の遅れが出ました。いずれも試験時間を延長して対応しました。県教育庁は大きなトラブルはなく終了したと説明しています。公立高校入試、1次募集の合格発表は今月13日で、各学校の掲示板とホームページに掲載されます。

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