“大谷グラブ”活用して マツダスポーツが県内小学校などにボール寄贈

スポーツ用品販売会社が、県内の公立の小学校などに野球用のボールを寄贈しました。

5日は、マツダスポーツの松田修一社長らが、県教育委員会の吉田教育長のもとを訪れました。寄贈されたのは県内のメーカーが手がけたゴム製のボールで、小学校低学年でも扱いやすいよう、やわらかく、安全面で配慮されているといいます。

吉田教育長

「やわらかい。これやったら安全。」

寄贈のきっかけは、大リーグの大谷翔平選手が全国の小学校に贈ったグラブです。県内にも届けられましたが、松田社長のもとには学校から、ボールがないとか硬めのボールは扱いづらいといった声が届き、柔らかいゴム製ボールの寄贈を考えたといいます。

マツダスポーツ・松田 修一代表取締役

「楽しめば、やはり技術も上がってくると思いますので、いろんなスポーツを頑張ってもらえたらと思います。できるだけ大谷選手のグラブを使って、キャッチボールしてもらえればと思います。」

ボールは1校につき4球ずつが、希望する県内の公立の小学校など194校に、各市町村の教育委員会を通じて届けられるということです。

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