総額1561億円の一般会計予算案を提出 人口減少対策に重点置く 高知市議会が開会【高知】

高知市の新年度当初予算案を審議する市議会定例会が3月5日に開会し、執行部は人口減少対策に重点を置いた総額1561億円の一般会計予算案を提出しました。

高知市議会定例会が開会し、執行部は新年度の当初予算案や条例議案など74件を提出しました。予算案の総額は今年度より76億円多い1561億円で、人口減少対策に重点が置かれていて、桑名市長が公約に掲げたこども医療費の助成を中学生まで拡充する費用に5800万円、中学進学時に1人1万円の祝い金を支給する費用に3250万円、若者が結婚する際の経済支援費用に1億1340万円など新たな施策が盛り込まれています。

また、オーテピア西敷地についてアスファルト舗装にする予算案を6月議会に提出すると述べ、改めて利活用の考え方に理解を求めました。この上で、観光客の増加が見込まれる2025年春の朝ドラ開始時期には現状を打開したいと述べました。

高知市議会は3月27日までで、3月8日から質問戦が行われます。

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