「町工場芸人」モンスターエンジン西森、地元・東大阪で語った町工場の可能性「真剣にやったら稼げる」

お笑いコンビ・モンスターエンジンの西森洋一(45)が3日、地元である東大阪市内で開催された「ファクトリーアートフェスタ in 東大阪~石切ヴィレッジでアートとJAZZを楽しもう~」に参加した。

同イベントでは2025年大阪・関西万博に向け、東大阪の新たな魅力として町工場で創作したアート作品を展示。「町工場芸人」として知られている西森も自身の作品をパネルで紹介。「1本だけ入る爪楊枝入れ」「柿の種ケース」など、個性的な作品に会場は笑いに包まれた。

西森は「(このようなイベントが)どんどん増えて、いろんなところが参加して、東大阪・中小企業全体の景気がもっと良くなれば」と期待。自身は小学生のころ「町工場は夢がない」と勝手に捉えていたというが「それはイメージだけだった」と現在の考えは異なる。「真剣にやったら稼げる、自分でやればどこまで先が広がっているか分からない」と無限の可能性を感じている。

町工場の世界になじみのない若者たちに向けて「ほんまは夢があることを知らないのはよくない。中小企業はやったことがダイレクトに返ってくる。漫才もそう、ダイレクトって楽しいよ!」とアピールした。

(よろず~ニュース編集部)

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