<5秒で食べろ?>『人様に迷惑はかけない精神』が強すぎる【祖母】とのランチに「圧がすごい(汗)」

うちの祖母はとても優しく穏やかな人なのですが、食事中『ある条件下』になると半端ないプレッシャーをかけてくるんです。昔の人はこういうものなのかな、と思っていたのですが、友人から「普通じゃないかも」と言われて知った、筆者のちょっと変わった祖母のお話をご紹介します。

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うちの祖母

うちの祖母は人への気遣いを大切にしていて、「まわりに迷惑をかけてはいけない」精神がとにかくすごい人です。

私は祖母と仲がよく、今日は2人でランチの約束をしていました。

もちろん祖母のことは大好きなので、楽しみではあるのですが、
『祖母との食事』は私にとって緊張するイベントでもありました。

楽しいランチタイムだけど……

今日はうどん屋さんに入ることに。
そして2人とも、うどんとミニどんぶりのセットを注文しました。

入店したときは空いていたのですが、お昼時なので少しお客さんが増えてきました。
とはいっても広い店内なので、まだまだ席は空いています。

ここで私の緊張感が増していくのです。

祖母は、少しでも店内がにぎわってくると
「一刻も早く食べ終わらなければ迷惑になってしまう!」と考えます。

そして、『迷惑かけないモード』が発動します。

「お待たせしました」と店員さんが2人分同時に持ってきてくれ
「いただきます」そう言い終えた瞬間、

祖母は驚異的なスピードでうどんをすすり、
ミニどんぶりに関しては、まるでお味噌汁かのように平らげていきます。

そして祖母は一瞬で完食しました。

なんとか頑張って食べるものの、私にはとうてい追いつけるものではありません。

私が恐れているのはここからでした。

プレッシャーが半端ない!

私がまだ食事中にもかかわらず、上着を着てバッグと伝票を持ち始める祖母。

そして足はもう外に向いており、今にも立ち上がろうというポーズです。

これはもう5秒後には飛び出しそうな勢いです。

祖母は私を急かしているつもりはなく、「早くしないと人様に迷惑が……」とそわそわしている感じです。

ですが、とにかく圧がすごい。

楽しさと緊張と

そんな半端ないプレッシャーを受けながら、頑張って完食。
ちなみに私の食事時間は10分もかかっていません。

私がお箸を置く瞬間には、祖母はもうレジへ向かっています。

こんな感じなので、「迷惑かけないモード」が発動した祖母との食事は緊張します。

それでも祖母が大好きですし、人に迷惑をかけたくないという考えは素晴らしいと思うので、いろいろ解決方法を模索しながらこれからもめげずにランチに行きたいと思います。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:橘るい

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