「エムバペ、デンベレと共闘できるなんて」仏代表入りを狙うパリSGホープ、同僚から日々刺激!エンリケ監督の好きなところは?

パリ・サンジェルマンは現地時間3月5日、3年ぶりのチャンピオンズリーグ8強入りを懸けて、久保建英を擁するレアル・ソシエダとの第2戦を戦う。この一戦を前に、ブラッドリー・バルコラが選手を代表して会見に出席した。クラブ公式サイトが発言を伝えている。

成長著しい21歳のアタッカーは昨夏に、育成の名門リヨンから加入。コンスタントに先発に名を連ねており、ホームでの第1レグではキリアン・エムバペと共にゴールを挙げ、2-0での先勝に大きく貢献した。

バルコラはまず「とても大きなクラブに入ったから、最初はスピードに適応するのが難しかった。ルイス・エンリケ監督の好きなところは、自由に攻撃できるところだ。ファーストレグでは重要なゴールを決められて本当に嬉しかった。この勢いを維持したい」と一定の手応えを示すと、続けて自身のポジションに関して、こう語った。

「前のクラブでは右サイドでのプレーが多かったけど、今は左サイドの方がしっくりくる。全ての攻撃的なポジションでのプレーを学んでいきたい。

ユース時代はセンターフォワードとしてプレーする機会が多かったね。今は左ウイングで自分の能力を最大限に発揮できていると感じているよ」

【動画】左サイドから衝撃の無双フィニッシュ!フランス代表の未来、バルコラが第1レグで奪った鮮烈弾
パリSGには、エムバペ、ウスマンヌ・デンベレら、フランス代表のスターが在籍。かつての憧れの存在から日々、刺激を受けているようだ。

「キリアン・エムバペとウスマンヌ・デンベレは、僕がより若い頃に見ていた選手だ。彼らからインスピレーションを受けている。日常的に一緒に練習できるのはグッドだ。彼らのような偉大な選手と一緒にプレーできるなんて、とても幸せだよ」

現在は世代別のフランス代表に選ばれているバルコラ。今夏にEUROに臨むA代表入りへ、「全て僕のパフォーマンス次第だ。ピッチでベストを尽くしたい。あとは、なるようになる」と野心を示すなか、難敵ソシエダから再びゴールを奪えるか。

若き俊英のアピールに注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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