青森県内初メガドンキ、3月26日開店 ガーラタウン(青森市) 生鮮食品売り場、県産品に力

26日のオープンに向け改修工事が進む「MEGAドン・キホーテ ガーラタウン青森店」

 青森市西部のショッピングセンター「ガーラタウン」に、大型総合ディスカウントストア「MEGA(メガ)ドン・キホーテ ガーラタウン青森店」が26日にオープンする。MEGAドン・キホーテの出店は県内初。県内で展開する「ドン・キホーテ」としては初めて生鮮食品を取り扱う業態とし、県産品の品ぞろえにも力を入れる。

 ドン・キホーテを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH、本社東京)が5日、発表した。

 MEGAドン・キホーテは、ガーラタウンA棟の核テナントとして出店する。営業時間は午前8時~翌午前0時。

 売り場面積(直営)は1階の一部約6300平方メートルで、生鮮を含む食品に加え、日用品や家電、スポーツ用品などを販売。地場の清酒のほか、県産リンゴを使ったジュースやニンニク製品なども取りそろえる。全国のドン・キホーテで人気を集めている焼き芋は、大々的にコーナー化する。

 PPIHの広報担当者は「幅広い世代に支持をいただけるよう、今までMEGAドン・キホーテがなかった青森県に出店をすることとなった。生鮮食品に関しては、地域最大級を目指していきたい」と話した。

 A棟はスーパーのマエダが入居していたが昨年5月に閉店し、ほかのテナントも撤退した。関係者によると、A棟ではMEGAドン・キホーテ以外のテナント誘致も進めているが、現時点で出店予定のテナントやオープン日などは発表されていない。

 一方、ガーラタウン内のアネックス棟では、2021年8月末に閉館した旧青森コロナワールドを大幅改装し、シネマコンプレックス(複合映画館)「イオンシネマ新青森」が20日にオープンする。

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