参院政倫審14日にも開催へ 自・立検討、8日議決

 自民党の石井準一、立憲民主党の斎藤嘉隆両参院国対委員長は5日、国会内で会談し、自民派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けて参院の政治倫理審査会で審査を実施するかどうかを議決する方針で合意した。8日に議決のための政倫審を開き、14日にも出席議員による弁明と質疑を行う方向で検討に入った。自民幹部が明らかにした。

 野党は自民参院議員31人と、在宅起訴され離党した大野泰正参院議員の計32人の審査を政倫審会長に申し立てている。石井氏は記者団に、審査が1人だとしても実施すべきだとの認識を示した。出席者については、議決を経た後に意向を確認する。

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