イメルダ氏、肺炎で入院 比大統領「母は元気」

イメルダ・マルコス氏(ゲッティ=共同)

 【マニラ共同】フィリピンのマルコス大統領は5日の声明で、母イメルダさん(94)が入院し、軽度の肺炎と診断されたと発表した。「母は元気で、呼吸に問題はなく、よく休めている」とも表明した。

 主治医と話した結果、熱が出ているが、抗生物質の投与で下がる見通しだとの説明を受けたという。

 イメルダ氏は現大統領の父マルコス政権(1965~86年)の独裁体制を妻として支えた。最近は公の場にあまり姿を見せていない。

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