マンチェスター・ユナイテッドのケガ人の多さはトレーニングが原因か 一部の選手が不満とも

写真:マンチェスター・ユナイテッドを率いるテン・ハフ監督

マンチェスター・ユナイテッドの一部の選手は、今シーズンのケガ人の多さをトレーニングの強度の高さが原因と考えているという。イギリス『マンチェスター・イヴニング・ニュース』が報じている。

マンチェスター・ユナイテッドは、今シーズンここまで多くの離脱者が出ており、現在はリサンドロ・マルティネス、ルーク・ショー、メイソン・マウント、ラスムス・ホイルンドといった選手が戦線から離脱している。今シーズン、ケガなく過ごしている選手はディオゴ・ダロート、ブルーノ・フェルナンデス、アレハンドロ・ガルナチョの3選手のみだ。

『Premier Injuries』が2月末に発表したデータによると、マンチェスター・ユナイテッドは、ニューカッスルとブレントフォード次ぐ離脱回数を記録しており、28回もの離脱者を出しているようだ。

マンチェスター・ユナイテッドの一部の選手は、エリック・テン・ハフ監督のトレーニング方法に疑問を感じており、厳しいトレーニングが現在の状況を生んでいると考えているという。

3月3日に行われたマンチェスター・シティとの“マンチェスター・ダービー”では9選手が欠場。さらに先発出場をしたマーカス・ラッシュフォードとジョニー・エヴァンズの両者もフル出場できる万全の状態ではなかったようで、テン・ハフ監督は試合後の会見で以下のように語った。

「彼ら(ラッシュフォードとエヴァンズ)は2人とも交代する必要があった。彼らは試合の為に戦ってくれたが、60分か70分頃にベンチに下げなければならなかった」

「我々は選手の復帰に取り組んでおり、3月のインターナショナルブレイク後には、戻ってくる選手もいると思う。エヴァンズとラッシュフォードの状態が悪くないことを願っている。彼らが次のエヴァートン戦で起用できることを願っている」

マンチェスター・ユナイテッドは、現地時間3月9日にホームのオールド・トラッフォードでエヴァートン戦を控える。

© 株式会社SPOTV JAPAN