「竹島」に関する問題、11年連続で出題 「基本的な知識を問う内容」島根の高校一般入試・社会科で

竹島(資料)

 島根県公立高校一般入試の社会科では、11年連続で竹島(島根県隠岐の島町、韓国名・独島(トクト))に関する問題が出題された。

 公民分野の国際社会に関する問題で、日本が竹島の領有権問題の解決を委ねようと韓国に提案した国際連合の機関を記号で選ばせる問題(答え・国際司法裁判所)だった。

 国際司法裁判所は県教育委員会が作った教材「竹島学習リーフレット」に載っている。松江市教育研究会中学校社会科部会の前島美佐江部長は「基本的な知識を問う内容だった。竹島は毎年出ており、出題方法の工夫が年々難しくなっている」と話した。

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