スクデット獲得が濃厚となったインテル 「運命は我々の手中にある」S・インザーギ監督がシーズン終盤戦の戦いを語る

写真:インテルを率いて3シーズン目のシモーネ・インザーギ監督

インテルのシモーネ・インザーギ監督がシーズン終盤戦の戦いについて言及した。『Sky Sports ITALIA』が伝えている。

現地時間3月4日、セリエA第27節インテル vs ジェノアの試合が行われた。試合はクリスティヤン・アスラニのゴール、アレクシス・サンチェスのPKで前半に2得点を奪ったインテルが、ジェノアの反撃を逃げ切り2-1で勝利を飾った。この結果を受けてインテルはリーグ戦9連勝を達成、勝ち点を72に伸ばし2位ユヴェントスとの差を15に広げた。

ジェノア戦後にインタビューに応じたシモーネ・インザーギ監督は、スクデット獲得が濃厚となったシーズン終盤戦の戦いについて語った。

「運命は我々の手中にある。33日間でユヴェントス、ミランと勝ち点差を15つけることができた。しかし、我々は集中力を維持しなければならないし、まだ多くの試合が残されている」

「選手たちは目標を理解している。セリエAでは11試合残っており、獲得できる勝ち点は33あるので、何も逃すわけにはいかない」

ケガで離脱中のハカン・チャルハノールに代わり、3試合連続スタメン出場を果たしたアスラニは、この試合で先制点を奪う活躍を見せ、インザーギ監督も賛辞を送っている。

「我々はアスラニを称賛しなければならない。たとえ試合でそれほどプレーできていない時も、練習で最善を尽くしており、貴重な存在だった。私はアスラニを公に称賛したいと思う。今シーズン、チームには全員が必要であり、彼はその好例だ」

「チームのローテーションに関しては、トレーニングで見たものに従っている。アレクシス・サンチェスとマルコ・アルナウトヴィッチの今のパフォーマンスは、私にとって驚くべきことではない。この期間に彼らがいなかったら、今のような結果は得られなかっただろう」

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