ケイン2発&ミュラー弾でバイエルンが逆転!ラツィオを2戦合計3-1で撃破、5年連続CL8強入り!鎌田大地は4戦ぶり出場

現地時間3月5日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第2レグで、バイエルン・ミュンヘンと鎌田大地が所属するラツィオが、前者の本拠地アリアンツ・アレーナで激突。出場機会確保に苦しむ鎌田は、この日もベンチスタートとなった。

第1レグはラツィオが1-0で制したなか、立ち上がりから攻め合う展開が続く。

時間の経過とともに、徐々にバイエルンが押し込むようになり、17分にはケインがペナルティエリア手前で振り向きざまに右足を振り抜くが、惜しくも枠の右に外れる。

37分には、ラツィオに決定機が到来。ザッカーニのクロスがファーに流れ、インモービレがフリーで合わせるも、上手くミートできない。

大ピンチを乗り切ったホームチームは直後の39分、ケインがゲレイロの当たり損ねのシュートにヘッドで反応し、ついにゴールを奪う。

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2戦合計1-1とし、より勢いを加速させると、45+2分に逆転に成功。CKの流れからデ・リフトが放った豪快なボレーシュートに、今度はミュラーがヘッドで合わせた。バイエルン一筋、34歳の重鎮は、4か月ぶりの今季3点目となった。

劣勢のアウェーチームは必死に反撃を目ざすも、思うように敵陣ゴール前までボールを運べない。61分には3枚替えでカタルディ、イサクセン、カステジャノスを送り込む。

ただ、バイエルンの勢いは止まらず。66分、ザネのシュートをGKプロベデルが弾いたところをケインがきっちり詰め、貴重な追加点を挙げる。昨夏にトッテナムから加入した絶対エースは、今季33試合目で33ゴールに到達した。

厳しい状況に追い込まれたラツィオは、80分に最後の交代枠で10番のルイス・アルベルトを下げ、鎌田を送り込む。今夏の退団が取り沙汰される日本代表MFは、4試合ぶりの出場となった。

結局、その後もドイツ王者が主導権を握る構図は変わらず、このまま3-0でタイムアップ。バイエルンが2戦合計3-1で、6度目の優勝を果たした2019-20シーズンから、5年連続でベスト8に進出した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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