『強運エピソード』聞いてみた 「“インボラ”でアップグレード」「トラックかわして九死に一生」

誰しも、「運がいいなあ」と感じる出来事に遭遇したことはあるのではないでしょうか。シンガーソングライターの近藤夏子さんが、自身の担当する番組で「運が良かったエピソード」を募集しました。

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はじめに紹介したのは、「たまにトランプで神経衰弱をするのですが、適当にめくると当たってしまう」というメッセージ。このメッセージに対し、春名アナは「え? 神経衰弱ってそういうものじゃないの(笑)?」と思わずツッコミ。近藤さんは、「いや〜、いいねえ。人生に損も得もない運ですけど、こういうの好き」とコメントしました。

一方、春名アナが「これは“運”だなと思う」と紹介したのは、「18年くらい前、デート帰りに寄った場外馬券場で買った馬券が当たった」というメッセージ。「当日が7月31日だったので、7-3-1の3連単を1点だけ買ったんですが、なんと16万円に化けました。おかげで晩飯も豪華になりました」とつづられており、狙わずして万馬券を当てたといいます。驚いてはいたものの、近藤さんは「でも、(競馬って)そういうもんじゃない(笑)?」とツッコミ返しました。

続いて紹介したのは、「インボラされたことです」というメッセージ。「インボラ」とは、「インボランタリー・アップグレード」の略称で、オーバーブッキングなど航空会社の都合でアップグレードされることを指します。

リスナーは、数年前に韓国・ソウルへ行ったときにインボラを経験したそう。搭乗ゲートでチケットをスキャンしてもらったところ、「ブー」というエラー音が。係員がパソコン操作をして数分後、「本日、エコノミークラスが満席のため座席変更をさせていただきました」という言葉ととも手渡されたのは、ビジネスクラスのチケットだったのです。「まさかのインボラ初体験に、驚きを隠せない状況でした。あのときは『運がよかったなあ』と感じました」と、なんともラッキーな体験をしたことがつづられていました。

これには、パーソナリティーの2人も「運がいい!」と共感。近藤さんは、「エコノミーとビジネスは全然違うもん! こうなったら、ニューヨークとか12時間くらい乗る飛行機(でのインボラ)がいい!」とうらやましがりました。

なかでも、2人が特に驚いたのは、命拾いしたというエピソード。横断歩道を渡っている際に、靴ひもがほどけていることに気づいたというリスナー。立ち止まって結びなおしていた次の瞬間、信号無視したトラックが目の前を通過。「九死に一生を得ました」という恐怖体験に、2人は「これはすごい!」と驚きの声をあげました。

さまざまなエピソードを紹介しましたが、最後に近藤さんは、「どれだけ小さなことでも『運が良かった!』と毎日思っているほうが、運が良くなるんだよね。当たり前だと思わずに、『ここにもラッキー!』『こんなところにもラッキー!』と思うことが大切。そうすることで運がつながっていくと思う」と持論を語りました。

※ラジオ関西『Clip月曜日』2024年2月19日放送回より

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