「愛の花」「君の瞳に恋してる」「越冬つばめ」 京都の園部吹奏楽団が10日定期演奏会

定期演奏会に向けて追い込みの練習に励む園部吹奏楽団(南丹市園部町・アスエルそのべ)

 京都府南丹市園部町のアスエルそのべで3月10日午後2時から、市民らでつくる「園部吹奏楽団」が第48回定期演奏会を開く。新型コロナウイルスの影響で、本来の規模での開催は5年ぶり。「愛」をテーマに、おなじみの歌謡曲など10曲を披露する。

 同団は1975年に園部高校吹奏楽部の卒業生らで結成し、現在は市内外の約30人で活動する。過去4年の定期演奏会は、中止したり小編成曲を織り交ぜるなどの感染対策を取ったりしてきたが、今回は全員の合奏に戻す。

 「愛の花」「君の瞳に恋してる」など新旧の名曲を奏で、森昌子さんの「越冬つばめ」は歌唱入りで披露。野々口二三男団長(64)は「30人が一つになった表現から、愛の多様な形をイメージしてほしい」と呼びかけた。

 無料、予約不要。

© 株式会社京都新聞社