バイデン大統領、断食月合意訴え 民間人犠牲の拡大危惧

バイデン米大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は5日、イスラエルとイスラム組織ハマスの休戦交渉について、10日ごろ始まるイスラム教のラマダン(断食月)の前に合意を実現しなければならないと訴えた。民間人の犠牲や飢餓が拡大すれば「大変危険な状況になる」と危惧した。東部メリーランド州で記者団に述べた。

 イスラエルが交渉に協力的だとの見方を示し、休戦が実現するかどうかは「ハマス次第だ」と指摘した。意見の相違が目立ち始めたイスラエルのネタニヤフ首相との関係に関しては「これまでと同じだ」と答えた。

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