「攻撃面で最も違いを作り出す」パリSG戦で好機創出の久保建英、現地メディアは一定の評価「最高の夜ではなかったが...」

久保建英が所属するレアル・ソシエダは現地3月5日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16第2レグで、フランス王者パリ・サンジェルマンとホームで対戦。敵地での第1レグで0-2に落としていたなか、1-2で敗れ、アグリゲートスコア1-4で敗退が決定した。

いつも通り4-3-3の右ウイングでフル出場した久保は、ボールを持つと積極的に仕掛けるも、突破を阻まれるシーンや味方と呼吸が合わない場面も少なくなかった。前半アディショナルタイムには、右サイドから左足でシュートを放つも、惜しくも枠を捉えられない。

それでも、89分に一矢を報いたミケル・メリーノのゴールシーンでは起点となった日本代表MFに、現地メディアは一定の評価をしている。スペインメディア『El Desmarque』のギプスコア版の採点は「5点」と他のチームメイトと同様に低かったものの、こう評している。

【動画】エムバペの圧巻2発と久保の得点関与
「ボール扱いがやや不正確で、方向も誤っていたため、最高の夜ではなかった。にもかかわらず、バレネチェアが投入されるまでは攻撃面で最も違いを作り出していた。前半終了間際にシュートを打ったが、惜しくも枠を外れた」

決していいパフォーマンスではなかったが、それなりの奮闘を見せたという評価のようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社