櫻坂46・藤吉夏鈴、映画初主演でスクープを狙う新聞部の新米記者に『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』8.9公開

映画『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』メインビジュアル(C)2024「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」製作委員会

藤吉夏鈴(櫻坂46)が主演する映画『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』が、8月9日より公開されることが決定。あわせてコメントとキャラクター写真が解禁された。藤吉は映画初出演にして初主演となる。

本作は、高校の新聞部を舞台に、誰しもが人生で経験するであろう“学校”という社会の縮図の中の“はしっこ”で奮闘する新米記者少女の視点を中心に、社会で生きる私たちに“善悪”や“正義”とは何かを問いかける、“社会派”青春エンターテインメント。

日本大学藝術学部映画学科に在籍中だった宮川彰太郎が、高校生時代着想したという原案を、大学の授業の課題であるオリジナル映画の企画書として執筆。同学部の非常勤講師・直井卓俊が発起人となり、プロデューサー陣が集結し、製作委員会を形成。大野大輔が脚本を手掛け、小林啓一がメガホンをとり、今夏劇場公開の運びとなった。

主人公の私立櫻葉学園高校新聞部・新米記者“トロッ子”こと所結衣役に藤吉夏鈴。トロッ子を振り回す破天荒な新聞部部長・かさね役に高石あかり。(「高」の正式表記は「はしごだか」)さらに、学園の花形・文芸部部長の西園寺茉莉役には久間田琳加。新聞部の副部長・恩田春菜を中井友望が演じる。

文学オタクな高校一年生、所結衣(藤吉)は憧れの作家《緑町このは》が在籍しているという名門・櫻葉学園高校に入学し、文芸部の入部テストを受けるが、入部テスト中に新聞部の偵察ドローンが頭にぶつかり、入部の機会を逃してしまう。しかも肝心の《このは》が正体不明の存在だと知った結衣は、文芸部部長の西園寺茉莉(久間田)から入部の条件として《このは》の正体を突き止めてほしいと頼まれ、情報を持っているという新聞部に潜入することに。

新聞部の部長・杉原かさね(高石)と副部長の恩田春菜(中井)らに振り回されながらも、新米記者“トロッ子”として活動するうちに新聞と記者の魅力に引かれていく結衣。しかし 《緑町このは》という存在に隠された学園の大きな闇が次第に見えてきて―。

藤吉は「初主演を務めさせていただけたこと嬉しく思っています。不安な気持ちもありましたが、寄り添ってご指導いただき、乗り越える事ができました。みなさまに感謝の気持ちです。真実に目を向け、真っ直ぐに突き進む姿は頼もしく特有の輝きがあり、この気持ちを何歳になっても忘れてはいけないんだと、教えてくれました。所結衣ちゃんに感謝の気持ちです」とコメント。

小林監督は「大野大輔さんの脚本を読ませていただいた時から、ワクワク感が止まりませんでした。考えもなしに『やらせてください!』と言ったものの、よくよく考えると、力ある脚本の功罪で『結構、難しいぞ』とかなり後悔しました。しかし、役者の皆様とスタッフのおかげで、想像以上に練りに練った作品が出来上がりました」とコメントしている。

映画『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』は、8月9日よりテアトル新宿、グランドシネマサンシャイン 池袋ほかにて公開。

※コメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

藤吉夏鈴/所結衣役 コメント

お話をいただいた時、本当にありがたく同時にワクワクした気持ちでした。はじめましての方々と出会い、一つのものを作っていけるんだと思うと、嬉しく好奇心に溢れていました。初主演を務めさせていただけたこと嬉しく思っています。不安な気持ちもありましたが、寄り添ってご指導いただき、乗り越える事ができました。みなさまに感謝の気持ちです。真実に目を向け、真っ直ぐに突き進む姿は頼もしく特有の輝きがあり、この気持ちを何歳になっても忘れてはいけないんだと、教えてくれました。

所結衣ちゃんに感謝の気持ちです。愛される作品となりますように、祈っています。

高石あかり/杉原かさね役 コメント

出演が決まり小林啓一監督とキャストの皆さんのお名前を聞いた際は、素敵な作品になる予感にとてもワクワクしました。私が演じさせていただいた杉原かさねという役は、赤い炎のような女の子です。主人公を引っ張り振り回していく、情熱的で猪突猛進型、何にも囚われず探究心の為ならなんだってやるような女の子。真っ直ぐすぎるゆえ敵も多いですが、そんなところも愛おしいと思えるキャラクターです。大胆に、喜怒哀楽 100%で挑みました。登場人物全員が魅力的で、一人一人を応援したくなる作品です。是非劇場でご覧ください!

久間田琳加/西園寺茉莉役 コメント

出演が決まったときは、同世代の皆さんとご一緒できる、学校が舞台の作品に出られるということで、クランクインが楽しみになりました。私が演じた西園寺茉莉は、高飛車でボスのような女の子です。文芸部の部長として、いつも小説のコンクールで最優秀賞を受賞しています。でもそれには秘密があり、その秘密を巡って、物語の最後には大どんでん返しが...「誰かにちゃんと認められたい」という気持ちが様々な形で描かれている作品です。そんな気持ちに共感して観ていただけると嬉しいです。

中井友望/恩田春菜役 コメント

脚本をはじめて読んだ時、ただただ単純に「おもしろ!」と思ったのを覚えています。文字で物語を追っているだけで、何かが動き出しそうなワクワク感を感じ、そこに自分も参加できることがすごく嬉しかったです。私は、高石さん演じるかさねと同じ新聞部員の春菜を演じさせていただきました。自由奔放に我が道を進むかさねの横での春菜の立ち回りにも注目していただけたらなと思います。小林監督の隅々までこだわる面白い演出に、改めて映画作りとはこんなに楽しいんだと気付かせていただきました。是非、公開を楽しみにしていてください!

■小林啓一監督 コメント

大野大輔さんの脚本を読ませていただいた時から、ワクワク感が止まりませんでした。考えもなしに「やらせてください!」と言ったものの、よくよく考えると、力ある脚本の功罪で「結構、難しいぞ」とかなり後悔しました。しかし、役者の皆様とスタッフのおかげで、想像以上に練りに練った作品が出来上がりました。特に主演の藤吉夏鈴さんは、リアルとフィクションの間、儚さと強さを併せ持つ、今までにないヒロインを作り上げてくれました。また高石あかりさん、久間田琳加さん、中井友望さんも非常にフレッシュで、映画の輪郭を太く濃くしてくれています。彼女達のエネルギーが世の中を明るくしてくれると思います。ここ最近、辛くて目を背けたくなる事ばかりですが、この映画で何か貢献できれば嬉しいです。

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